達成者の声も!副業から脱サラするための7つのステップ
様々な働き方が認められるようになってきた近年、会社勤めをしながら副業を始め、その事業で「脱サラ」を目指す人が増えてきています。会社を辞めてから事業を始める場合、事業が安定しない場合に生活が立ち行かなくなるリスクが生じますが、会社勤めをしながら副業として新事業を育てていくことで、事業が安定するまでの間の生活費の心配をする必要がなくなります。
今回は、副業から脱サラするための7つのステップをご紹介します。
1. 副業の選定
まずは、どんな事業で独立をしたいかを決める必要があります。ネットビジネス、フリーランス、物販、投資など、さまざまな選択肢がありますので、自分に合ったものを選びましょう。
ここで注意すべきなのは、単純に「好きだから」「やりたいから」といった理由だけではなく、その事業で生計を立てられる根拠があるものを選ぶこと。
もちろん、苦がなく続けられるという意味で、好きなことを商売にすることは悪い事ではありませんが、それを買ってくれる人、つまりお客様がいなければ事業は成り立ちません。
例えば、ラーメンが好きだからラーメン屋を始めるとします。(副業からという意味では、飲食店は現実的でないかもしれませんが)
自分のラーメンがお客さんにとって美味しいのか?また来たくなる味なのか、店なのか?をしっかりと確認する必要があります。
お店の立地はどこか。ターゲットとなる客層はどんな人か。その人たちが好む味はどんなものか。求めるお店の雰囲気はどんなものか。リピートしやすい価格帯はどのくらいか…
それをしっかりと調べましょう。いわゆる市場調査ですね。
儲かる根拠は何なのか?その商品が売れる根拠は何なのか?またその根拠は本当なのか?自分で裏付けを取ることも必要です。
フリーランスになるのであれば、自分のスキルが本当に需要のあるものなのか?市場において通用するものなのか?を客観的に確かめるということをしてみましょう。
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2. 目標設定と計画立て
副業を始める前に、脱サラ後の理想の状況を明確にしましょう。会社を辞めた後、あなたはどんな生活がしたいですか?どんな家に住みたいですか?車は必要でしょうか?老後は、どのように過ごしますか?自分が思い描く人生を具体的にしてみましょう。
では、そのような生活をするためにはどのくらいの収入が必要でしょうか?もし家を購入するのであれば、会社を辞めて事業主になった後では、ローンが組みにくくなる可能性も考慮する必要があります。
必要な収入が決まったら、その収入を達成するための計画を立てましょう。
また、脱サラを考えているのであれば、「どのタイミングで退社をするか」も考えておく必要があります。
会社になるべく迷惑が掛からないタイミングを選ぶことも必要かもしれませんし、何よりも、副業の収入がどの程度安定したら会社を辞めても良いか?をあらかじめ決めておきましょう。
会社員と違い、事業を行っていく以上は、事業が上手くいかない時期があることも想定しなければいけません。
例えば「収入が30万円になったら会社を辞めよう!」と決めたとして、収入が30万円になったとたんに会社を辞めても良いのでしょうか。
もしかしたら、その月にたまたま売上が立っただけかもしれません。次の月も30万円以上確実に利益を出せるでしょうか。
少なくとも数ヵ月は、目標の収入を安定して達成してから会社を辞めることをお勧めします。
また、万が一事業がうまく行かなくなっても、事業を立て直すまでの間の最低限の生活費や運用資金がプール出来たら会社を辞めるなど、資金を判断基準にするのも良いかもしれません。
3. スキルの習得
多くの場合、副業を成功させるためには必要なスキルを習得する必要があります。オンラインコースや書籍、セミナーを活用して、自己投資を行いましょう。
副業を行う人にとって、このフェーズでのお金の投資、そして時間の投資は苦しいものです。本業をしっかりとこなしたうえで、学びや事業運営にどれくらいの時間を割けるのか?体調を崩してしまわないようにしつつ、自己管理をする必要があります。
4. 事業のスタート
多くの場合、事業のスタートには様々な事務手続きや準備を必要とします。
ネットビジネスであれば各種アカウントの開設や、ホームページの準備なども必要かもしれません。人によっては、この段階で開業届を税務署に提出します。
やらなければいけないことが非常に多いため、本業と副業の両立が求められます。効率的な時間管理やタスクの優先順位付けを行い、効率的に作業を進める工夫が必要です。
5. 収入の安定化と成長
副業で安定した収入を確保し、本業からの脱サラを視野に入れます。クライアントや顧客の獲得、マーケティング戦略の構築などを通じて、ビジネスを成長させましょう。
6. 脱サラのタイミングと準備
副業の収益が本業を上回り、安定していることを確認したら、いよいよ脱サラのタイミングを見極めます。退職手続きや健康保険の移行など、準備を整えてから脱サラしましょう。
7. リスク管理と将来の展望
脱サラ後も事業の安定化や成長を維持するために、リスク管理を徹底しましょう。また、将来の事業展望を見据えて、さらなるスキルアップや市場動向の把握を行います。
脱サラ達成者のアドバイス
石塚さん(37歳、元IT企業勤務)
僕は、IT会社で営業をしていました。飲食店やホテルといったサービス業の24時間365日営業している企業様を相手に、レジシステムや管理システムの新規営業活動に加えて、既存顧客のフォローアップという業務内容だったので、それはそれは時間とクレーム対応に追われる日々を過ごしていました。
会社員の方なら経験ある方も多いと思いますが、会社行くのしんどいなあ…と思いながら朝起きて、満員電車に揺られながら通勤、会社に着いたら苦手な上司やお客さんのご機嫌取りなど人間関係にも気を使い、やりたくない仕事もNOと言わずこなして、サービス残業をして終電近くに帰ってくるという状況でした。
僕の場合は物販という副業と出会い、とにかく何とかここから抜け出したい、会社を辞めたいという想いでがむしゃらに本業と副業をやり続け、1年で月収100万円を達成し、脱サラしました。
ただ、今思うと、独立すると保険料など出ていくお金も増えるので、貯金があまりない当時、1年で脱サラは時期尚早だったなと反省しています。物販の場合、仕入れなどの事業資金もかかるので、ある程度資金がある状態で脱サラをしないと、資金繰りに苦労することになります。僕は何とかそれも乗り越え、安定した暮らしが出来ていますが、これから脱サラを考えている人には、会社を辞めるタイミングは慎重に選んでほしいですね。
まとめ
今回は副業から脱サラするステップについて解説しました。
会社員を辞めるという選択肢には沢山の挑戦やリスクも伴いますが、計画的に進めれば大きな成果を得ることができます。自分の夢を追いかけ、新たなキャリアの可能性を広げる一歩として、副業を有効活用しましょう。ポート環境をしっかり活用して、確実にビジネスを成長させましょう!
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