近年本業以外に収入を得る「副業」をする方が増えてきています。一口に副業といっても様々な副業がありますよね。
副業を始めたいけど何から始めたらいいかわからない。という方には「ネット物販」がお勧めです!この記事では、なぜネット物販が副業におすすめなのか詳しくご紹介します。
ネット物販とは?
「ネット物販」とは「インターネット上で物を販売すること」です。既存の商品を安く仕入れて販売するだけでなく、自分でオリジナルの商品を作って販売することも物販に当てはまります。
物販は「物を安く仕入れて高く売る」というシンプルなビジネスモデルなので、特別なスキルがなくても始められます。
また、近年はフリマサイトなどの普及により、個人が手軽にインターネットで商品を販売できるようになりました。実店舗が必要なく、インターネットで仕事ができるため隙間時間でも取り組めるネット物販は副業初心者の方におススメです。
まずは家にある不用品を販売することから始めてみましょう!
物販を始める4つのステップ
1. どこで・誰に・何を売るか決める
物販は文字通り「物を売る」ビジネスですので、商品仕入れのための初期投資が必要になってきます。『闇雲に始めて大量の在庫を抱えてしまった』といった事態を防ぐために、事前のリサーチは必須です。どんな商品がどこで、どのくらいの値段で売られているのか自分でリサーチしてみましょう。その上で、きちんと「売れる」商品を選びます。
そして、誰に商品を売るのかを決めます。どんな人が自分の商品を買いたいと思ってくれるのか常に消費者目線になって考えましょう。ターゲットを絞ることで、自分の商品を求めている客層にアプローチしやすくなります。
また、商品をどこで売るのかも重要です。ネットで物販を始めるのなら、ECサイトを選ぶ必要があります。ECサイトとは、インターネット上で商品を販売することができるサイトのこと。ECサイトにも様々な種類があり、それぞれ特徴があるので、売りたい商品はどのプラットフォームで売るのが適当かを考えましょう。各ECサイトの特徴は後ほどご紹介します。
2. ECサイトのアカウントを作る
売る商品とショップを開設するECサイトを決めたら、ECサイトのアカウントを取得しショップを開設しましょう。
ECサイトによっては独自のショップを作ることもできます。どんなショップにすれば購入につながるのか、ショップの雰囲気をブランディングしましょう。
3. 仕入れる
売りたい商品が決まったら、いよいよ仕入れを行います。利益がきちんと残るよう、売値と仕入れ値を計算してから仕入れることが大切です。
実店舗で仕入れる場合は、タイミングにもよりますがセールの時期を狙うのがよいでしょう。実店舗の仕入れは移動時間や移動費がネックですが、身近に仕入れられるものであれば仕入れから販売までスムーズに行えます。
ネット物販で多く使われているのがネットショップです。Amazonや楽天などのECサイトでセールの時期に半額以下で売られている場合があります。
国内サイトだけでなく海外のサイトを使って仕入れることも可能です。海外のサイトだと言語のハードルが高く感じるかもしれませんが、今では翻訳サイトや日本語対応のサイトもあるのでチャレンジはしやすいです。
自分でオリジナルの商品をハンドメイドして販売する場合は、かかった材料費や工数などを考慮してどれだけの価格で販売するのか考えましょう。
4. 出品・納品する
インターネットで商品を購入するお客様は主に「商品説明文」と「商品写真」を見て購入に至ります。ですので、商品説明文と写真には力を入れましょう。送料などの説明が不十分だったり、写真が鮮明ではないとお客様は不安になり購入してくれません。
いざ商品が売れ、納品する前にはしっかり検品しましょう。商品に汚れがあったり破損があると、せっかく購入してくださったお客様にご迷惑がかかるだけでなく、今後の信頼関係が損なわれてしまいます。
検品後は、購入してくださったお客様に感謝の気持ちを込めて丁寧に梱包し発送しましょう。
問い合わせに迅速に対応する・商品の品質をよりよく保つなど、誠意のある行動をすることでリピート購入につながります。
何を売るか?
季節やトレンドによって売れるものと売れないものがあります。売れるものを扱わなければ在庫を抱えてしまいます。
扱う商品のジャンルに合わせて常に新しい情報をリサーチすることが重要です。
輸出?それとも輸入?
ネット物販には、国内で仕入れて国内で販売するほかにも、国内の商品を海外へ販売する「輸出物販」、逆に海外商品を輸入して国内で販売する「輸入物販」があります。
輸出物販では、品質の高い日本製の商品や、アニメやゲーム関連商品など、日本独自の商品へのニーズがとても高いです。国内だけでなく海外へ販路開拓することでよりたくさんの人に購入していただけるチャンスが広がります。
また、日本国内の商品の売買には消費税がつきものですが、海外へ輸出する商品には消費税がかかりません。仕入れにかかった消費税が還付されるように確定申告で申告できます。
その分、海外への商品発送や、お客様と英語でコミュニケーションを取る必要があるなどといったハードルもあります。
輸入物販では、海外のサイトから商品を仕入れ国内で販売します。トレンドファッションや人気海外ブランドなどをリサーチして販売している人も多いです。仕入れ先が海外なので、為替レートによってはとても安く商品を仕入れることが可能です。ただし、海外から仕入れを行うため、届くまで実際の商品を見る事が出来ない、届いてみたら不良品だらけだった…など、トラブルのリスクもあります。
輸入・輸出ともに言語の壁があったり、送料や為替レートによって利益率が変わったりと難しい部分はありますが、その分競合が少ないという見方もできます。物販のコツをきちんと分かった上で行えば、安定した収入源にすることが可能です。
新品を売る?中古品を売る?
取り扱う商品として、そもそも新品を扱うのか、中古品を扱うのかという選択肢もあります。
新品は商品の状態や品質が高く、仕入れ後のメンテナンスに手間がかかりません。通常の物であれば中古より新品を人は購入したいと思うものです。しかし、新品が手に入りやすい現行品は、誰でも商品を仕入れる事が出来るためライバルが多く、売れにくいというデメリットもあります。
中古品は、ブランドやアンティークなど中古でも価値が上がるものであれば高値で売ることが可能です。その分、仕入れには目利きが重要になってきます。また、売れる中古品は既に生産が中止されているものも多いため、新品と比べて仕入れが安定しにくいです。
新品ではないため、商品の状態や検品にもかなり気を配る必要があります。物によっては仕入れ後の品質管理やメンテナンスにも気を使わなければなりません。
中古品の扱いは難しそうに感じますが、その分一定の目利きを養えば競合が少ないため販売につながりやすいです。
自分で作る
販売する商品を自分で作るハンドメイドやOEMという手法もあります。
ハンドメイドはアクセサリーやインテリアなどを自身で作成して販売します。自分で作った商品がヒットすれば利益につながります。ただし、ハンドメイドは高単価になりにくく、販売価格や需給も個体差が大きいため、売り上げの予測ができないという側面もあります。
OEMとは商品の企画設計を自身で行い、製造を工場に依頼する方法です。自身のブランドとして、化粧品や雑貨、健康食品などの商品を売り出します。集客や商品認知なども自ら手がけなければならず、初期投資にかなりの費用をかけなければいけません。
各ECサイトの特徴とメリット・デメリット
モール型ECとは
ECサイトと一口に言っても、様々な種類があります。インターネットで買い物をする場合にメジャーとなっているものは、モール型ECサイトです。モール型ECサイトとは
ショッピングモールのように複数の店舗が集まって形成されたインターネット上のショッピングサイトです。代表的なものでは、Amazonや楽天市場がそれにあたります。各サイトの特徴は、後ほどご紹介します。
独自ECとは
モール型ECサイトとは違い独自のドメインを発行して自身のショップを立ち上げることを独自ECといいます。近年ではBASEやmakeshopといった、独自ECを作ることのできるサービスも増えてきているため、サイト構築の知識がなくとも簡単に自分だけのオリジナルショップを立ち上げることができます。独自ECは自由度が高くサイトのデザインや機能を思い通りに作れる一方、知名度がなければ集客をゼロから自分で行う必要があるため、収益が安定するまではかなりの時間と労力が必要です。
各モール型ECの特徴
副業で物販を始めるにあたっては、労力のかかる独自ECよりも、モール型の方がおすすめです。ここでは、各モール型ECサイトの特徴をご紹介します。
楽天市場
楽天市場は国内では最も会員数が多いECサイトです。そのため、独自モールのようにゼロから集客する必要がありません。楽天の特徴は、出店者独自の商品ページを作ることが可能なため、楽天の知名度を利用しながらも、オリジナリティを出すことでファンを獲得することができます。また、楽天が売上分析や販売戦略などをしてくれる手厚いサポートがついてきます。
その代わり月額利用料は19,500円~となっており、広告費や運用費などのコストが他のECサイトに比べて割高です。毎月の固定費が高いため、少額の運用ではマイナスになってしまいます。
Amazon
世界的に有名なAmazonも、個人で出品が可能なECサイトです。Amazonには「小口出品」と「大口出品」の2つの出品方法があり、月に50点未満の小口出品であれば、ショップの開設は無料です。大口出品でも利用料は月額4,900円とそこまで高額ではありません。また、Amazonは販売システムが充実しており、FBAサービス(有料)というシステムを使えばAmazon側に商品の運用管理を任せることができるため作業時間を大幅に短縮できます。
Amazon自体の認知度が大きいため集客はしやすいものの、出品者ごとのオリジナリティは出しにくいサイト構造になっているため、固定客がつきにくい点がデメリットとして挙げられます。
メルカリShop
メルカリはスマホだけでも出品が可能で月額利用料が無料で、最も手軽に物販を始められます。特にハンドメイド商品には向いてるサイトです。
しかし、手軽に始められる反面、あくまで個人同士の取引を念頭に作られているため高値での取引は成立しにくいです。
eBay
日本ではあまり馴染みがありませんが、eBayは世界各国の人々が利用している世界最大級のECサイトです。世界中の顧客をターゲットにでき、日本製の商品への人気も高いです。サイトの特徴としては、楽天とAmazonのいいとこ取りのようなイメージで、利用料金が楽天などと比べて比較的安く、ショップへの固定客もつきやすいです。
デメリットとしてはやはり言語の壁です。海外販売のため、商品説明やメールのやり取りはすべて英語で行う必要があります。しかし、今ではGoogle翻訳など翻訳機能が充実しているため以前よりは言語のハードルは低くなっています。
副業で物販を始める際の注意点
キャッシュフローに注意
キャッシュフローとは実際に動くお金の流れのことです。ネット物販ではその場で現金のやり取りが行われることはまずありません。ネット上で商品が売れたとしても、実際に売上金が入金されてくるタイミングはECサイトや決済サービスによって様々で、決済方法によっては入金が翌月末や翌々月末になることもあります。
仕入れにお金を使っているため、入金されてくる金額とタイミングを管理しておかなければ、売上が好調で利益が出ていても、まだ入金にならないために仕入による出費が先行してお金がどんどん減ってしまい、最悪資金ショートという事態にもなりかねません。
仕入に係る費用と、売上入金のサイクルを考えながら運用をすることが大切です。
需要と供給
先にも書きましたが、物を売る前には絶対に市場調査・リサーチが必須です。売るジャンルによっては今売れるのか、時期を待ったほうが売れるのか、商品が売れる「旬」の時期を見極めることも必要になってきます。需要と供給のバランスを見極めて無駄な在庫を抱えるリスクを減らしましょう。
会社が副業OKかどうか
就業規則を確認して所属している会社が副業OKなのか確認しておきましょう。副業OKでも事前に副業することを報告しなければならない場合があります。また、会社が不利益を被るような副業はしてはいけません。
たとえ会社が副業NGでも、副業すること自体は日本の法律違反には当たらないので、この場合は会社に内緒で行う必要があります。
会社の給料以外に年間20万円以上の所得(売上から経費を差し引いた利益)があると確定申告をしなければなりません。その人の1年間の所得に応じて次年度の住民税の額が決定します。給料以外に収入があるということは、その分住民税も高くなります。
通常、住民税は給料から天引きされるので、会社が給料計算する際、給料相当以上の住民税があると副業をしているとばれてしまいます。
確定申告の際、住民税の徴収方法を給料天引きの特別徴収から自分で納税する普通徴収に切り替えるなど、会社にばれないように対策しましょう。
まとめ
ここまでネット物販についてご紹介しました。特別なスキルが必要ないネット物販は副業を始めるのにぴったりです。ぜひトライしてみてください!
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