元気があれば何でも出来る!!サンスピリッツ校長のこんさんこと李公熙(リ コンヒ)です。
僕はこれまで校長として、数えきれないセミナーを開催し、皆さんの前でお話をしてきました。現行の生徒さんを対象に行っている定例会だけでも、毎月全国3か所で1時間半、それぞれ違うテーマでお話をしています。
そのためか、人前で話す仕事をされている方やお仕事でプレゼンをするような機会のある方から
「どうも自分の話は説得力に欠けている気がする…」
「上手く話せない…」
「緊張して、想いの半分も伝える事が出来ない…」
といった相談を受けることがあります。
そこで今回は、物販からは少し離れますが、「説得力のある話し方」についてお話ししようと思います。
ところで、「説得力」とは、いったい何なのでしょうか?
僕は、人前での話し方において説得力とは「人の心を引き付ける、人の心に響く」ことに近いと思っています。
では、人の心に響く話し方をするにはどうすればいいのか。
人の心に響く話し方をしたいと僕に相談をされる人の話を聞いていると、何かスキルや方法論によって人に感心されたい・強く印象付けたいと思っているように感じます。
ですがこれ、僕に言わせると大きな勘違いなんです。
心に響く話し方とは、自分が実際に得た体験談に言霊が宿ることで産まれるものだと僕は思っています。
偉人の名言集やスピーチなどを勉強して、ノウハウや技術的なテクニックを身に着けて人を惹きつけようとしている人が多いのですが、これって実は人の心には刺さらないんです。
人の心に本当に刺さる話というのは、自分の得た体験、自分の失敗や、それを乗り越えた成功体験でこそ出来るものなのです。
まずはそれを肝に銘じたうえで、この後にご紹介するポイントを読んでみて下さいね。
1.声の抑揚
とはいえ、自分の話し方に自信がないから緊張してしまう・うまく話せないということはありますよね。それを克服するには、まずは声の抑揚を意識してみて下さい。
一貫してずっと同じテンポ・同じ大きさの声で話していると、強弱がないので聞いている方は飽きてしまったり、眠くなってしまったりします。浮き沈みがないため、心にも響きません。
皆に聞いてほしい所、ここぞという所は心を込めてお腹から声を出してみる。
逆に、大切なことを言う前にはわざと声を抑えて、注意を引いてみる。
このように、ボリュームを調整して声を使い分けてみて下さい。
声のボリュームや、声に感情を込めることに意識を集中することで、いつの間にか緊張感も和らぎます。
2.話すスピード
声の抑揚の次は、話すスピードです。
スピーチが苦手な人は、話すテンポも平坦なことが多いです。また、緊張すると人は早口になります。
ゆっくり、しっかりと話すこと。そして、大切なことを伝えるときは間を取ってみて下さい。自分の心の中で1,2,3と数えてみたとしても、聴衆からするとたったの一瞬に感じられます。こころをおちつかせて、心の中で5くらい数えてみて下さい。
話す際に、「溜め」は実は非常に大切です。これがあるかないかで、相手に与える印象が全然違います。溜めることによって、人は次の発言を期待します。
一番伝えたいことや、落としにかかる場面では、この「溜め」をしっかりと効かせてみて下さい。
3.心で話す
単純なことと思われるかもしれませんが、人の心を惹きつける話が出来ない方というのは、これが出来ていません。
伝える時というのは、頭で考えて話すのではありません。何を話すんだっけ、とか、嚙んじゃったらどうしようとか…頭で考えて口で話そうとすると、頭の中はすぐにいっぱいになります。
伝えるときは、考えても意味がありません。人間ですから、失敗するときは必ずあります。
正確に間違えずに話すことはそれほど重要ではないのです。
そんなことよりも、ちゃんと心で感じたものを人の前で伝えるということが一番響くんですよ。
テレビのように作ったセリフなんて、誰も聞きたいと思っていません。
そうではなくて、きちんと聞いている人たちの顔を見ながら心で話す、自分の心の中の叫びをそのまま話すんです。だからこそ、話に魂が宿るのです。
4.例え話を使う
自分が話したいことや伝えたいことの中には、自分はよく理解していても、聞く側はそこまで詳しくないので分からない…というような内容であることも多いと思います。
分からない話をされると、人は関心を失ってしまいます。
聞く側の立場になって、誰もが分かるような例えを使って話すことも、相手にきちんと言いたいことを伝えるうえで助けになります。
5.ジェスチャーを大きく使う
なかなか恥ずかしくて使えない…という方もいらっしゃると思いますが、とくに人前で話す際はジェスチャーは非常に大切です。
自分が思っているよりも大きな身振り手振りで話してみましょう。
人は、動いているものに自然と注目します。最初は大げさなジェスチャーで話すことに抵抗感を感じるかもしれませんが、自分が思っているより何倍も大げさにやってみること!
イタリア人になったつもりでやってみて下さい。
6.言い切る
「~と思います。」「~かもしれません。」「あくまで私の意見ですが…」このような言い方は、自信のなさそうな印象を与えます。事実、自信のない人ははっきりと言葉を言い切ることを避け、語尾がモニョモニョっとしてしまいがちです。
言い切ること、これは実はとても大切なことです。
「あいまいな言い回しをしていたら説得力のある話し方は出来ません。説得力のある話し方をしたいのであれば、僕の言うことを実践してみて下さい。」
どうでしょう、実践してみよう、という気持ちになりませんか?
「出来ません。」「~です。」「~出来ます。」「絶対に!」
こんな風に、力強い言葉で話すことを意識して下さい。
言い切れずにモジモジ君になってしまうのは、自信がないからです。
人前で話す職業ではない方も、仕事で活用出来る場面は沢山あると思います。
僕がお伝えしたこの6つのポイント、早速実践してみて下さいね。
それではまた。
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