円安・円高、景気・不景気の受け止め方とは？

元気があれば何でも出来る！！サンスピリッツ校長の李公熙（リ　コンヒ）です。

為替相場がまた動きを見せていますね～～。一時よりも落ち着きましたが、まだかなりの円安ドル高状態です。eBay輸出ビジネスを始めていない方でも、見聞きしている方は多いと思います。

輸出業を行う我々は、日本円で仕入れてドルで販売をしますよね。円安の場合、日本円換算の販売価格が相対的に高くなり、利益率が上がります。輸出業をしていない方は、逆に物価が上がるなど、苦境に立たされている方もいらっしゃるかもしれません。

今日は、為替や景気に流されずに自分の人生とビジネスを捉えていく方法をお伝えします。

好景気の時

まずは、利益が上がっている時、好景気の時についてお話ししましょう。

人間、うまくいってる時は、よほどの向上心がない限り、もしくはよほどやりたい事がない限り、何もしないんです。人間というのは中々愚かな生き物で、「いつまでもこの状態が続く」と錯覚してしまいがちになるんですね。

そうなると、今は利益率が高く収益が安定しているけれども、そこに胡坐をかいていると、為替がまた変動してしまった時に何も出来ないという事になるんです。ですので、実はこういう時ほど、あらゆる備えと準備をしておくのがとても大切なんですね～～。

なので、儲かっている時こそ、いつ何があってもいいように、もしくは未来の自分への投資のために、備えと準備をしておくことを僕はおすすめしています。余裕のある時だからこそ、成功体験を積んで次のステージに上がっておく必要があるのかなと僕は思っております。

では逆に不景気の時、輸出業を行う方にとっては、円高が進んだ時など…こんな時は、何が大切になるでしょうか。

それは、不安に思わないこと、焦らないこと、そして周りに流されないことです。景気が悪くなったり、業界の動向があまり良くない時、人は不安になり、焦りを覚えます。

特に、日本というのは管理社会です。子どもの頃から集団教育を受けているため、皆と同じことをしていないと不安になりやすい。景気が悪い時は、特にこの傾向が強く出てしまいがちです。

不安な時にとる行動が、良い結果をもたらすでしょうか。私はそうは思いません。

不安な時は、人間は成功するための方法ではなく、失敗しないための方法を探そうとします。リスクを恐れ、守りに入る。それなのに、リターンは得ようとするんです。そんな都合のいい話はないですよね。

その結果として、余計な行動をとり、失敗してしまう…。そんな人を私はたくさん見てきました。

僕が生徒さんにいつも言っているのは、焦っても良い事はひとつもないということ。焦っている時は視野が狭くなります。

「不景気」「円高」…。どのような状況でも、良い面と悪い面は必ずあります。焦って不安に駆られている状態では、悪い面しか見えなくなってしまいがちです。

そんな時こそ環境に流されず、冷静になってください。ピンチはチャンスです。まずは自分がどうすべきかをしっかり受け止め、その中で、人と比べず、今の自分のできることをやって行きましょう。

調子が良い時に油断しない、調子が悪い時に振り回されない。そのためには今のあなたがどのように行動するかが大事です。

今日は好景気不景気のときの受け止め方についてお話しました。

次回も楽しみにしていてくださいね。

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